2014年9月3日水曜日

βグルカンを食べ過ぎるのは...

純粋な成分としてのβグルカン(ベータグルカン)には、副作用は無いので安心して利用できる。もしも機能性成分βグルカンを過剰に摂取した場合でも、小腸で吸収しきれない量が続く大腸で食物繊維としての性質を発揮する。これはまさにダイエット食品の機能そのもので、腸内清掃に寄与してくれるのだ。つまり、βグルカンは過剰摂取した場合でも、機能性が原因となって副作用等のリスクが生じる可能性は皆無なのである。

強いて注意点をあげるなら、他の食べ物と同様の「単純な食べ過ぎ」。
高い純度のβグルカンは、見た目が少量でも「満腹感」を感じやすい。その理由は、微少量でも内容的には非常に大量の食物繊維を摂取しているのと同じ状況を招くから。

摂取効率と吸収効率を最大化するためには空腹時にβグルカンを摂ることが最善なのだが、これは空腹時に「山盛りの野菜だけ」を食べるのと同じような負担が胃に掛ってしまうのだ。

健康な人間でも空腹時に野菜だけを大量に食べたなら胃もたれを感じるはずだ。この現象を自覚しながら摂取する量を加減するべきなのだ。だから、初めてベータグルカンを利用し始める時は、まず少量からの試用するのが賢明。

βグルカンを食べた時に過剰摂取=満腹感を感じてしまう量は、個々人の体質体調によってかなり違う。多い場合は1回に4, 5粒も摂取しても平気で快調な人がいる一方で、少ない場合には1回に1, 2粒でも満腹感を感じてしまう人もいるほどに個人差が大きい。

満腹感や胃もたれ等を感じてしまうなら、それは少し過剰な摂取量と考えられる。だから、その場合はβグルカンを減量した方が良い。無理して多く食べるのではなく、負担が少なく最小のストレスで摂取できる量がその個人にとっての最適量と言える。

適正なβグルカン販売店ならば、設定している推奨量の上限は1回2粒程度(1日2, 3回)だろう。まともな販売店では過剰摂取の可能性を喚起しておきたいので、これ以上の大量摂取は薦めていないはずだ。ただし、患者自身が試行錯誤した結果としての適量が、上記の量をかなり上回る摂取量で継続している人も少なからずいる。

1回にカプセル3粒以上や、粉末1杯以上)を摂取しても平気な人も多いが、体調によっては過剰摂取となる可能性も残るので適宜に増減するのが良い。

品質の良いβグルカン製品ならば、見た目には少しの量の摂取だけでも内容成分としてのβグルカンは非常に多く含まれている。だから、高純度のβグルカンほど、過剰摂取をしなくとも、効率良くベータグルカンが吸収されるのだ。